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2010年07月29日

述懐節

述懐節の歌詞:
拝でぃなつぃかしや(ヨウ) まづぃしみてぃやしが
別かてぃ面影ぬ たたばちゃすが

(彼女を見ればとても可愛らしくて その想いは直ぐに私の心に染み渡ってしまう デートのあと別れてからも彼女の面影が心に浮かんでしまったらどうしょう?)

訳のポイントは2つ。
この唄は男の唄か女の唄か?
なつかしをどう訳すか?

これを間違えて解釈すると珍妙な想い入れの唄になって聴く人も感動が得られません。

この曲を聴いた事があればこれが男の人の気持ちを唄ったものとわかる筈です。最初のウッガ~のところなど激情を津田の豪速球のようにぶつける感じに女らしさはありません。
なつかしは古語の訳から可愛いとか愛おしいを当てるのが適当ですね。琉球語には日本の古い言葉が残っていて適当な訳が無く困ったときには古語辞典が結構役に立ちます。


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Posted by ふーちゃん at 08:32│Comments(0)三線
 
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